冒険願望
「俺の荷物!」、頭が割れそうになるぐらいの大声がする。しかし、壁の割れ目から跳び込んできたのはネズミだった。彼女は動揺してしまい声が出せない。
 そして、ネズミと前後して現れたのは人間だった。
「もう後が無いぜ、悪あがきはよすんだな。」
 モウモウとした煙の中から現れ、ボロキレをまとった…… その少年は、宿敵を眼前に捕らえると襲いかかった。