冒険願望
 朝日が二人を包む。明けの明星は、二人の「たった二日間足らずの出会い」と云えども、全てを見通していた体を様していた。
 草原を通して、二人は水の匂いを一杯に嗅いだ。ふと川辺を見た。そこには、もう人影があり、市場の準備の最中であるらしい事が、彼にも分かった。